内川 功一朗さんとお会いして、インタビューしてきました。内川さんは、【デジタル写真整理術】にいち早く目をつけた専門家で、デジタルの難しい分野をわかりやすく解きながらお話される方です。先日、第1期生として、写真整理初級アドバイザーを取得されました。
「デジタル写真の整理は、実はカメラの選び方からはじまるのですよ。」
現代は撮るということが簡単になって、携帯性のあるスマートフォンの登場も大きく影響し、日々こだわりなく写真を撮っています。しかし、スマホ、コンパクトカメラ、一眼レフ、ミラーレスのカメラの特性や違いを理解して、撮るときから”何で”撮るかということも意識したらよいのだとか。
「記録と記憶の結びつきがなくなってきたんですよね。」
アナログの頃は、写真を撮った後、①現像して、②アルバムに貼って…という流れを通じて、「2回も撮ったものを見返す」機会があった、見返すという行為が脳に記憶として映像を定着させていたと。写真を撮って記録することと、脳に記憶することが結びついていたんだそうです。
現代は、簡単にたくさん撮って、見返すことをしないことから、思い入れを持つに至らないと内川さん。そこで、しっかり見返すということを、復活させたいと語ってくれました。
いやぁ、その通りですね!と盛り上がりました。そのコンセプトは、写真整理アドバイザーもまったく同様です。写真整理のゴールは写真整理にあらず!個人の思い出を日常で見返せる形にしてこそ、整理の本当の意味があると思います。
内川さんがクラブツーリズムの講師として、バッファローのおもいでばこを題材に講座をされた様子です。(宣伝じゃないですよ。)参考にご覧ください。 http://omoidebako.jp/community/seminar/01/